コレクション: 櫻井薫

長野県佐久穂町で生まれ。2016年に栃木県窯業技術支援センターを修了し、益子町の窯元に勤務した後2018年に益子にて独立されました。

身の回りの草木の灰などなるべく自然のものを使用してうつわを作る櫻井さん。土も益子の原土にこだわり、時には自ら山に掘りに行くこともあると言います。灰釉の色合いや半磁気の作品に施される線刻も控えめながら存在感があり、どの作品もおっとりと優しい櫻井さんの人柄が現れているようで、引き算の美しさを感じるうつわばかり。使い込むほどに味わい深く、土の温かみを感じる愛着のわく作品の数々です。