コレクション: 大隅新

 東京で生まれ育ち、就職活動中に陶芸に出会い多治見の陶磁器意匠研究所で学んだ大隅さん。現在は山深く自然豊かな岐阜県加茂郡八百津町で作陶をされています。蹴轆轤を使い、自然からのインスピレーションを受けて作られるうつわには伸び伸びとしたおおらかさがあり、作家本人を表すようなあたたかみのある表情の作品ばかり。作品の多くは薪窯で焼かれ、1点1点味わい深い色味を醸し出しています。

自らも積極的に地域ごとに参加したり、もう5年目という田んぼでの米作りもされている大隅さん。八百津町での人との繋がりや日々の暮らしの中で受ける影響が今後どのように作品に変化をもたらすのか、とても楽しみな作家さんです。