コレクション: 舛井岳二

元々仏像彫刻師を目指していたという舛井さんは、萩焼体験をした際に陶芸にのめり込み、萩焼の大屋窯で12年間の修業を経て、現在は山口県山口市の「洞春寺」の境内に水ノ上窯を構え作陶されています。

「萩焼」の枠を超え様々な土や釉薬を試し、1つ1つ個性があるうつわ作りを続ける舛井さん。シンプルで曲線の美しいうつわは、日常に寄り添いながらも肩肘張らずに使える頼もしいアイテム。今後は、電気窯と灯油窯では飽き足らず、敷地内に薪窯を作り表現の幅を広げたいと意欲的に活動されています。作品がどのように変化していくのか、とても楽しみな作家です。